
東京スカイツリーって、あの高さ634メートルの巨大なタワーを階段で登れたら、きっとすごい達成感があるんじゃないかな…なんて思ったことはありませんか?
東京タワーには階段で登れるイベントがあるって聞いたけど、スカイツリーはどうなんだろう?と気になりますよね。
この記事では、スカイツリーの階段で登れるのかどうかという疑問にお答えしながら、普段は見ることのできない避難階段の秘密や、特別に階段を使える最新のイベント情報まで詳しくご紹介していきます。
読み終わる頃には、スカイツリーの階段にまつわる豆知識がしっかり身について、お友達にもちょっと自慢できるようになりますよ。
結論:スカイツリーの階段は通常は登れません

まず最初に結論からお伝えしますね。
東京スカイツリーの展望台まで階段で登ることは、通常の観光では残念ながらできません。
スカイツリーには確かに階段が存在しています。
しかし、その階段は私たち一般の観光客が自由に使えるものではないんですね。
展望台である天望デッキ(350m)や天望回廊(450m)へは、基本的にエレベーターでのみアクセスする形になっています。
「せっかくなら自分の足で登ってみたかったのに…」と少しがっかりされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、ご安心ください。
実は特別なイベントで階段を登れる機会があったり、スカイツリーの階段には興味深い秘密がたくさん隠されているんです。
これから詳しくご紹介していきますね。
スカイツリーの階段が通常登れない理由

では、なぜスカイツリーの階段は一般公開されていないのでしょうか?
その理由を詳しく見ていきましょう。
階段は「避難用」として設計されている
スカイツリーに設置されている階段は、非常時の避難用として設計された「避難階段」なんです。
つまり、地震や火災などの緊急事態が起きたときに、展望台にいるお客さんが安全に地上へ降りるための設備ということですね。
この避難階段は、スカイツリーの中心部分にある「心柱(しんばしら)」と呼ばれる構造物の内部に設置されています。
心柱というのは、スカイツリーの耐震性能を高めるための重要な柱で、地震の揺れを軽減する役割を持っているんですよ。
そんな大切な場所にある階段ですから、普段は一般の方が立ち入ることはできないようになっているんですね。
圧巻の2552段という段数
スカイツリーの避難階段、その段数をご存知でしょうか?
なんと第2展望台(天望回廊・450m)まで約2552段もあるとされています。
2552段と言われてもピンとこないかもしれませんね。
比較のために東京タワーの階段を見てみましょう。
東京タワーのメインデッキ(150m)までの階段は約600段です。
つまり、スカイツリーの階段は東京タワーの約4倍以上の段数があるということになりますね。
これだけの段数を登るとなると、推定で90分から1時間程度かかると言われています。
「チャレンジしてみたいけど、90分はちょっと厳しいかも…」という声があるのも納得ですよね。
安全面と管理上のリスク
スカイツリーの避難階段には、もう一つ重要な特徴があります。
それは、観光用ではなく安全第一の造りであるということなんです。
特に第1展望台(天望デッキ・350m)から第2展望台(天望回廊・450m)にかけての区間は、非常に急勾配です。
また、照明や階段の幅、休憩スペースなども観光客が快適に登るようには最適化されていません。
健康リスクや体調急変への対応が難しいため、訓練を受けたスタッフ以外の常用は想定されていないのです。
災害時に確実に機能させるためにも、普段から観光客に開放して混雑させるわけにはいかないという、管理上の大切な理由もあるんですね。
スカイツリーの階段に隠された建設秘話
普段は立ち入ることのできないスカイツリーの避難階段ですが、その建設には興味深いエピソードがたくさんあるんです。
ちょっとした豆知識として、ぜひ覚えておいてくださいね。
心柱内部に設置された特別な階段
先ほども少し触れましたが、スカイツリーの避難階段は「心柱」の内部に設置されています。
この心柱、実はスカイツリーの建設において非常に重要な役割を果たしているんですよ。
心柱は直径約8メートルの円筒形の構造物で、スカイツリー本体とは別に独立して建てられています。
地震が起きたとき、建物本体と心柱が互いに異なる揺れ方をすることで、揺れを打ち消し合う効果があるんです。
この制震システムは日本の伝統的な五重塔の技術を参考にしていると言われています。
そんな最先端と伝統が融合した心柱の中に、私たちの命を守る避難階段が設置されているなんて、なんだかロマンを感じませんか?
リフトアップ工法で設置された階段
スカイツリーの建設時、この避難階段はどのように設置されたのでしょうか?
実は「リフトアップ工法」という特殊な方法が使われたんです。
リフトアップ工法とは、地上で組み立てた部材を少しずつ持ち上げながら設置していく工法です。
特に第1展望台から第2展望台にかけての部分は、ゲイン塔(アンテナ部分)と一体となって、350メートルを超える高さまでリフトアップされました。
大林組さんをはじめとする建設会社の方々の技術力と努力によって、あの高さに階段が設置されたと思うと、建設に携わった方々への敬意を感じますよね。
横森製作所さんが手がけた階段製作
スカイツリーの避難階段の製作を担当したのは、横森製作所さんという会社です。
鉄骨階段の専門メーカーとして知られる企業で、スカイツリーという前例のないプロジェクトにおいて、その技術力を発揮されました。
高さ450メートル、2552段という規模の階段を製作するのは、想像を絶する苦労があったことでしょう。
私たちが普段何気なく見ているスカイツリーの中に、こうした職人さんたちの情熱が詰まっているんですね。
特別イベントなら階段を登れることも
「通常は登れない」とお伝えしましたが、実は特別なイベントとして階段を使用できる機会が過去にあったんです。
これは階段登頂に興味がある方にとっては、とても嬉しい情報ですよね。
2024年開催「RISING TOGETHER 2024」
2024年には、「RISING TOGETHER 2024 ~TEAM JAPAN 活躍祈願~」という特別なイベントが開催されました。
これは6月23日の「オリンピックデー」に合わせて行われたもので、普段は立ち入り禁止のスカイツリー避難階段が特別に使用されたんです。
参加したのは、地元のスポーツ少年団に所属する小学生と、名だたるオリンピアンたちのグループ。
高さ450mの展望台を目指して、約1時間かけて2552段を登りきったとのことです。
「一歩、踏み出す勇気を」というコンセプトのもと、アスリートと子どもたちが協力して登る姿は、多くの感動を呼びました。
これほどの大規模な階段登頂は、スカイツリーならではの特別な体験ですよね。
ギネス世界記録もスカイツリーで達成
スカイツリーの階段では、なんとギネス世界記録も達成されているんです。
「階段王」として知られる渡辺良治さんが、驚異的な記録に挑戦されました。
挑戦内容は、避難階段をなんと5回も上り下りして、合計9097段を駆け上がるというもの。
垂直1マイル(約1.6km)を1時間6分58秒で登り切り、見事ギネス世界記録を更新されたんです。
世界トップクラスの階段選手であっても、これほどの段数を登るのはとんでもない体力と精神力が必要だったはずです。
一般開放が難しい理由が、この過酷な記録からも伝わってきますね。
今後の特別イベントに期待
過去にこうしたイベントが開催されたということは、今後も記念日などに同様のイベントが行われる可能性があるかもしれませんね。
もしスカイツリーの階段登頂にチャレンジしてみたいという方は、公式サイトやニュースなどをチェックしておくといいかもしれません。
ただし、2552段という段数は相当な体力が必要です。
「90分から1時間かかる」と言われていますので、参加を検討される際は、事前にしっかり体力作りをしておくことをおすすめしますよ。
東京タワーなら階段で登れる
「どうしても自分の足で登ってみたい」という方に朗報です。
東京タワーなら、日常的に階段で登ることができるんですよ。
土日祝限定の外階段オープン
東京タワーでは、土日祝日に限り外階段が一般公開されています。
メインデッキ(150m)まで約600段の階段を、自分の足で登ることができるんです。
所要時間は上りで約15分、下りで約8分程度と言われています。
スカイツリーの90分と比べるとかなりハードルが低いので、「まずは東京タワーで腕試し」という感覚でチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
スカイツリーとの規模の違い
改めて両者を比較してみましょう。
- 東京タワー:メインデッキ150m、約600段、所要時間約15分
- スカイツリー:天望回廊450m、約2552段、所要時間約60〜90分
高さで約3倍、段数で約4倍、所要時間で約4〜6倍の差があることがわかりますね。
スカイツリーの階段がいかに大規模で、挑戦しがいのある(そして過酷な)ものか、この比較で実感していただけるのではないでしょうか。
階段体験をしたいならまず東京タワーへ
タワーの階段を登る体験をしてみたいという方は、まず東京タワーを訪れてみることをおすすめします。
外階段から見える景色は、エレベーターで上がるのとはまた違った趣があるんですよ。
自分の足で一歩一歩登りながら、徐々に景色が開けていく感覚。
登り切ったときの達成感。
これらは階段でしか味わえない特別な体験ですよね。
東京タワーで階段登頂の楽しさを知ったら、いつかスカイツリーの特別イベントで2552段に挑戦する…という夢を持つのも素敵かもしれませんね。
スカイツリーの階段に関するよくある疑問
スカイツリーの階段について、皆さんが気になりそうな疑問にお答えしていきますね。
外から見える格子状の段差は登れる?
スカイツリーを外から眺めると、網目状の鉄骨の間に、なんとなく段差のように見える部分がありますよね。
「あれを登れたら面白そう…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
残念ながら、外壁に見える段差のような部分は、構造上のデザインであって階段ではありません。
スカイツリーの外壁に沿って登るようなアクティビティは一切提供されておらず、立ち入り禁止エリアとなっています。
私たちが登れる階段は、あくまで内部の「心柱」の中にある避難階段だけなんですね。
災害時は階段で降りられる?
先ほどご説明した通り、スカイツリーの階段は避難用として設計されています。
ですので、万が一の災害時には、この階段を使って地上に避難することになります。
ただし、これはあくまで緊急時の話です。
普段の観光では、エレベーターが止まっているからといって階段を使わせてもらえる、ということはありません。
エレベーターが運休している場合は、展望台自体が営業休止になることがほとんどですね。
階段を使った定期的な見学ツアーはある?
現時点では、定期的に開催される「階段見学ツアー」のようなものは存在しないようです。
2024年の「RISING TOGETHER 2024」のような特別イベントはありましたが、誰でもいつでも参加できる常設ツアーではありません。
今後、一般向けの体験ツアーが企画される可能性はゼロではないかもしれませんね。
興味がある方は、東京スカイツリーの公式情報をこまめにチェックしておくといいでしょう。
スカイツリーを楽しむおすすめの方法
階段で登れないのは少し残念かもしれませんが、スカイツリーには他にもたくさんの楽しみ方があります。
いくつかご紹介しますね。
エレベーターでも十分すごい体験ができる
スカイツリーのエレベーターは、分速約600メートルという超高速で展望台まで連れて行ってくれます。
天望デッキ(350m)まで約50秒で到着するんですよ。
エレベーター内部には、日本の四季を表現した美しい装飾が施されています。
上昇中の耳がキーンとなる感覚や、あっという間に景色が変わっていく様子は、階段では味わえないスリルがありますよね。
天望デッキと天望回廊の絶景
展望台からの眺めは、言葉にできないほど素晴らしいものです。
天望デッキ(350m)では、360度のパノラマビューを楽しめます。
天気が良ければ、富士山まで見えることもあるんですよ。
天望回廊(450m)は、らせん状のスロープになっていて、歩きながら景色を楽しめる造りになっています。
最高到達点は451.2メートルで、まるで空中散歩をしているような気分が味わえます。
夜景もおすすめ
スカイツリーは昼間だけでなく、夜景も格別です。
東京の街がキラキラと輝く様子は、本当にロマンチックですよね。
デートや特別な記念日に訪れるのもおすすめですよ。
階段では味わえない、エレベーターならではの「あっという間に別世界へ」という体験も、きっと素敵な思い出になるはずです。
まとめ:スカイツリーの階段登頂は特別な体験
ここまで、スカイツリーの階段について詳しくご紹介してきました。
最後に、大切なポイントをまとめておきますね。
- スカイツリーの階段は避難用として設計されており、通常は登ることができない
- 階段は心柱内部に設置され、第2展望台まで約2552段ある
- 2024年6月には特別イベントが開催され、オリンピアンと小学生が約1時間で登頂に成功した
- ギネス世界記録では、避難階段を5往復し、9097段を1時間6分58秒で登った記録がある
- 階段体験をしたい方は、東京タワーの外階段(土日祝限定)が現実的でおすすめ
- スカイツリーはエレベーターでも十分に素晴らしい体験ができる
スカイツリーの階段は、普段は立ち入ることのできない特別な場所です。
だからこそ、特別イベントで登頂できたときの達成感は格別なものがあるのでしょうね。
もし将来、階段登頂イベントが開催されることがあれば、ぜひ参加を検討してみてください。
2552段という挑戦は大変かもしれませんが、きっと一生の思い出になりますよ。
そして、今すぐスカイツリーを楽しみたい方は、ぜひエレベーターで展望台へ。
東京の絶景が、皆さんを待っています。
この記事が、スカイツリーの階段について気になっていた方のお役に立てていたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。